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新潟市歯科医師会「歯の救急箱メールマガジン」9月号のご紹介

2016年9月30日

『歯の救急箱メールマガジン』

新潟市歯科医師会の会員が持ち回りで日々の診療で感じた思いやお口の健康に関するトピックを投稿しています。
ご近所やかかりつけの歯科医師が担当しているかもしれません。

どうぞ、ご期待ください!(毎月、月末発行です)

9月号の内容を一部ご紹介いたします。

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「口腔ケアは自分みがき、身近な人にも口腔ケアを」

お口は、生活習慣や環境、健康状態・健康への関心度がはかれる指標として、実際に見ることができる体の器官です。

お口の働きを挙げると、生きる上で特に重要な「咀嚼」「摂食嚥下」「消化・呼吸器の入り口」、さらに「味覚」「唾液」「コミュニケーションをとる役割」など多彩です。

これらの機能は、成長過程で備わっていきますが、一生涯保証されるものではありません。

ポイントは口腔ケア!

 口腔ケアとは、お口の機能アップ(唾液腺マッサージや発声等)とお口の清潔度アップ(歯・舌磨き等)であり、お口の病気や全身疾患を予防し、口腔機能を健全に維持することが期待できます。

小児期と違い、成人になると口腔ケアは個人の責任になり、問題が生じなければ、お口のことは後回しにされるのも事実です。

近年、お口の細菌と全身疾患との関わりが研究され、予防の観点から、口腔ケアが見直されています。

では、自分で口腔ケアができなくなったら、どうしたらよいのでしょうか。

高齢者の中には、歯ブラシを持っても、実際は手の運動機能が衰えていたり、認知症のため、しっかり歯磨きできず、食物が残ったままになっていることがあります。

食物残渣は腐敗して口臭や誤嚥性肺炎の原因になってしまうかもしれません。

お口にトラブルがあると、食欲が低下し、歯ごたえのあるものを避けて、低栄養状態になりやすいので、筋肉衰弱症(サルコペニア)に注意が必要です。

実は、高齢者も肉や魚を若い時と同等に摂取する必要があります。

やわらかめで食べやすい形態や、食事回数を増やす等の対応も有効です。

日頃から歯科健診を受け、歯科専門職による口腔ケアをおすすめします。

また、「フレイル」の予防にも、口腔ケアは効果があるそうです。
「フレイル」とは・・・

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