新潟市歯科医師会の会員が持ち回りで日々の診療で感じた思いやお口の健康に関するトピックを投稿しています。
ご近所やかかりつけの歯科医師が担当しているかもしれません。
どうぞ、ご期待ください!(毎月、月末発行です)
11月号の内容を一部ご紹介いたします。
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あの大河ドラマの主役も歯が悪かった?
今年、2016年も残すところわずかになりました。
さて2016年のNHK大河ドラマは「真田丸」。主人公は真田左衛門佐信繁(幸村)です。
真田信繁はお父さんの昌幸と関ヶ原の合戦にさいし、西軍として参戦。
東山道から関ヶ原にむかう徳川家康の三男秀忠や実の兄の真田信之軍と信州上田城にて対峙します。
秀忠を散々に手古摺らせ関ヶ原の合戦に間に合わせませんでした。
大阪冬、夏の陣でも豊臣軍として参戦。圧倒的に不利な中で3度も徳川家康を追いつめ、家康を恐怖のどん底まで叩き込みます。
その生きざまは敵にまで「真田日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)なり」と称された人物です。
関ヶ原の合戦は徳川軍の勝利に終わりました。
局地的に徳川軍に勝利した真田信繁ですが豊臣軍は敗退したので敗軍となってしまいます。
結果、真田信繁は父親、奥さんと九度山に流刑されることになります。
その九度山の生活は苦しかったようで、46歳の頃、兄の信之にあてた手紙にはこう記しています。
「最近ではすっかり病気がちになり、歯も抜けてひげの白髪も増えました」
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