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平均寿命と健康寿命

2026年4月25日

いかがお過ごしでしょうか。

新緑のまぶしい季節となりました。

 

さて、日本は世界でトップクラスの長寿国ですが「長生きをする」ことと「元気に自立して生きる」ことの間には大きな差があることをご存じでしょうか?

 

平均寿命:生まれてから亡くなるまでの期間

健康寿命:寝たきりなどにならず、介護や制限などがない状態で過ごせる期間

 

現在、日本の平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性では12年もの差があります。つまり人生の最後の約10年間は「不健康な期間」となってしまう可能性があるのです。

この不健康な期間の引き金になるがお口の健康です。お口の衰えが、体の衰えの始まりになるのです。

お口の機能が衰えるとは

・虫歯や歯周病がある・歯の本数が少なくなっている・噛む力が弱まっている・飲み込む力が弱まっている

などの状態です。これらの状態が続くと

〇栄養摂取の問題:食べる食品に偏りが出て低栄養や筋力低下につながります。

〇認知症のリスク増加:しっかり噛めないと認知症のリスクが増加します

〇全身疾患との関係:歯周病は糖尿病、心疾患、脳血管疾患、誤嚥性肺炎などに関わっています

 

お口の健康を守るため、そして健康寿命を延ばすために特別なことは必要ありません。

・毎日の丁寧な歯磨き

・歯間ブラシやフロスの併用

・よく噛んで食べる習慣

・お口の体操やお口の簡単なトレーニング

・定期的な歯科健診

・会話や笑顔を増やすこと

こうした日々の積み重ねが、将来の健康につながります。

人生100年時代と言われています。ただ長生きするだけではなく、自立し、食事を楽しみ、笑顔のある人生を目指したいですよね。

 

それでは

皆さまが健口でありますように

 

新潟市歯科医師会 地域保健・連携室部  原 健人

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