いかがお過ごしでしょうか
今回は「健康寿命」のお話をします。
健康寿命とは日常的・継続的な医療介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。
となっています。
つまり健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」といえます。
ここで「平均寿命」と「健康寿命」を考えると、平均寿命と健康寿命の差は「日常生活に制限のある期間がある」こと、つまり「健康でない期間」を意味します。
日本は長寿の国となり、平均寿命が延びる中、最後まで健康で生きたいと誰もが思うはずです。
では、健康寿命を短くしてしまう要因にはどんなものがあるでしょうか。
いろいろな要因がありますが大きな要因の一つに生活習慣があります。
そこで、より健康な人生の時間を長くするにはどうしたらよいのでしょう。
健康寿命を延ばす取り組みとして、以下に挙げる7つのポイントが大切だと言われています。
1喫煙は控える
2過度な飲酒は控える
3食事は年齢に応じた量をバランスよく
4活発な身体活動を行う
5孤独にならず社会関係を持つ
6睡眠時間をしっかりとる
7定期的に健康診断を受ける
日本は世界的にみても長寿の国となりました。
しかし現実的には平均寿命と健康寿命の開きが大きく、対策が必要です。自身でできる対策として上記の7項目に注意しましょう。
また、健康寿命を延ばすためにも、お口のケアも十分に行いましょう。
身体の健康のためにもお口の健康「健口」が必要です。
それでは
皆さまが健口でありますように
新潟市歯科医師会 地域保健部 原健人