在宅歯科医療連携室
(訪問歯科診療･往診)

訪問歯科健診の目的

• まずは要介護者のお口の問題を早期に見つけることです。
• その後の治療や口腔ケアで、要介護者のQOL(生活の質)の向上と介護者の負担軽減を目的とします。
• 例えば、適切な義歯の使用により要介護者が食べること、話すことが少しでも楽しくなるように。
• 口腔ケアによりお口の中の細菌を減らし、誤嚥性肺炎のリスク軽減を図るなど、お口の機能と健康を維持･増進することにより、心身の活性化とQOL(生活の質)の向上を目指します。

歯科医院に通院することが困難な方々に対し、歯科医師がご自宅や施設に訪問して入れ歯の調整や作成、虫歯等の歯科治療を行います(健康保険･介護保険に対応)。

訪問歯科診療のお申込みは、可能な限り、医師・看護師またはご利用になっている介護事業所等のケアマネージャーや介護職の方々に依頼し、こちらのフォームからお申込みください。(患者様ご本人あるいはご家族の方が直接ご相談やお申込みいただく場合は、事前にお電話にてお問い合わせください。)

※訪問歯科診療の協力歯科医リストはこちらのリンクからご確認ください。

新潟市口腔保健福祉センターでは、一般の歯科医療機関では診療対応が困難な、障がいのある方やご高齢の方の口腔保健の向上を図ることを目的として、

• (1) 予防や治療、機能療法など総合的な歯科医療の提供
• (2) 地域医療連携(症状によっては、大学病院や地域の開業医への紹介)

を行なっています。

対象者

一般の歯科医院で治療が困難な方

• 身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
• 歯科診療中に全身的な配慮を要する65歳以上の方
• その他、上記に準ずるような方(下記のような方を想定しております。)
  知的障がい、身体障がい、精神障がい、その他の各種障がい(高次脳機能障がい、LD、ADHD)
  高齢期障がい(脳梗塞後遺症、認知症、パ－キンソンなど)
  摂食嚥下障がい(小児及び後天的)

まずはお気軽にご相談ください。
診療に関する詳細は、こちらの新潟市口腔保健福祉センターのホームページをご覧ください。

歯科保健医療サービスを受けることが困難な障がい者や要介護者に接する機会が多い施設職員に対し口腔ケアの研修を行なうことにより、口腔機能の維持回復を促し、歯科保健の向上を図ることを目的としています。
歯科医師･歯科衛生士が施設に出向き、口腔ケアの講義･実地研修の講師をいたします。口腔ケアの重要性や必要性、口腔ケアの方法、食支援等皆さまからのご要望にお応えできるよう取り組んでおります。
この事業は、新潟市保健所と新潟市歯科医師会との協力の下に実施されています。
口腔ケア研修についての詳細はこちらの新潟市口腔保健福祉センターのホームページをご覧ください。

歯科医師等が申し込み施設へ赴き、施設利用者に対して、歯肉、歯牙の状態等の観察及びそれに基づく相談指導ならびに歯垢及び歯石の除去、ブラッシング等についての個別相談や指導等を行ないます。また必要に応じて施設職員に対しての研修や指導をする場合もあります。
この事業は、新潟市保健所と新潟市歯科医師会との協力の下に実施されています。
障がい者施設の口腔健診・研修についての詳細はこちらの新潟市口腔保健福祉センターのホームページをご覧ください。